平成22年度アワコウコ楽サポーター養成講座
平成22年8月21日(土曜日)
場所:第1~3回講座:徳島県立埋蔵文化財総合センター(板野町犬伏字平山)
演題:「失うことからはじまったまちづくり-城下町・門前町の再発見-」
講師:中山栄一郎
講師派遣事業 (NPO法人歴史と出会えるまちづくり船場城西の会 代表書記)
概要
平成22年度アワコウコ楽サポーター養成講座
1 趣旨
徳島県教育委員会では、平成18年度より、各市町村・関係機関・地域住民の協働による文化財の保存と活用を目的に「いにしえ夢街道推進事業」を展開しており、本年度で5年目を迎えます。
その一環として、人材育成を目的とした「アワコウコ楽サポーター養成講座」を実施し、県内の史跡を県民の皆様方で活用していくためのサポーターを育成しています。
講座では、「基礎課程」全4回を実施します。第1回から第3回講座までは、歴史学や考古学分野で全国的に著名な大学教授の講演や県外の先進地事例、また、県内の活動事例の講義を通して、サポーターとして必要な基礎知識や資質等について学びます。また、最終の第4回講座では、現地において史跡ガイド実習を行います。
2 内容
【基礎課程】
第1回 7月19日(月) -中世遺跡の活用と地域連携・協働のあり方-
1講
市澤哲氏(神戸大学教授)
「地域歴史遺産の活用と地域連携・協働のあり方-富松城跡からのメッセージ-」
2講
平井松午氏(徳島大学教授)
「昔の景観を知ること・活かすこと-地図・写真でわかる吉野川の変遷と勝瑞-」
3講
重見高博氏(藍住町教育委員会)
「守護町勝瑞遺跡の成果と保存・活用」
第2回 8月21日(土) -城下町の再発見とボランティア活動-
1講
藪田貫氏(関西大学教授)
「現代に生きる近世城下町の姿とその魅力」
2講
中山栄一郎氏(NPO法人歴史と出会えるまちづくり船場城西の会)
「失うことからはじまったまちづくり-城下町・門前町の再発見-」
3講
正木文子氏(脇町うだつの町並ウェルカム観光ガイド連絡会)
「ボランティアガイドとしての心構え」
第3回 9月23日(木) -鳴門の歴史・文化遺産と保存・活用-
1講
白石太一郎氏(大阪府立近つ飛鳥博物館長)
「鳴門・板野古墳群について考える」
2講
川上三郎氏(鳴門市ドイツ館館長補佐)
「“板東俘虜収容所”から見た人と文化の交流」
3講
・矢金満氏(大代古墳等歴史的文化遺産保存会)
「史跡の活用と住民参加-大代古墳の一般公開-」
・未定
「鳴門市における発掘調査成果について」
第4回 10月16日(土) -鳴門市板東エリアにおいてのガイド実習-
現地研修1
三浦啓親氏・?山日出夫氏(NPO法人まちづくりサークル大麻)
「NPO法人まちづくりサークル大麻の活動から学ぶ」
現地研修2
板東俘虜収容所・ばんどう門前通り(予定)でのガイド実習
3 場所
【基礎課程】
第1~3回講座:徳島県立埋蔵文化財総合センター(板野町犬伏字平山)
第4回講座: 鳴門市大麻町(板東俘虜収容所跡他)
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